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JA茨城中央は、農家の後継者不足や未婚晩婚化解消をと、10月16日、茨城県笠間市内でお見合いパーティーを開きました。（参考：稲刈り農コンイベントが福島県那須川市で開催。）

30代を中心に同JA管内男性10人と県内女性10人がクリ拾いにリンゴ狩りを楽しみました。
参加した女性たちの多くは、農家出身でもなく、農業経験もない方々。
良い出会いがあり成婚となれば、花婿さんの仕事場となる畑で、農作業い親しんでもらいたいと、タケノコ掘りにクリ拾いなど楽しんでもらいました。
結果、3組のカップルが誕生。

農家のお嫁さん不足は全国的なもの。
農家にお嫁に来てもらう女性が、農作業にどのくらいの理解をしてくれるのか？ということが難題です。

結婚相談事業を行う「ツヴァイ」も常陸太田市と婚活イベントを共催し、現在も同様のイベントを各地で行っています。
農業体験を通じた婚活イベントの依頼が多いというツヴァイによると、「近年は職業として農業が人気、関心を持つ女性は多い」とのこと。
ただ、出会いの場所やきっかけがないだけなのかもしれませんね。

これから先JA茨城中央では、短時間体験ではなく、植え付けから収穫までの長期的仕掛けも考えていきたいと話しています。

近年の農コンの人気振りを見ていると、都心部在住でも、お米を育てたり果物や野菜などを作ってみたいと思っている若い女性は多いようです。農家に嫁ぐということに興味を持つ方も多いのですが、どうしたらいいのかが分からない。だからこそ、こうした農業婚活が必要だと思います。

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