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一般女性と結婚したロイヤルファミリーといえば、4月29日に挙式をしたウィリアム王子が記憶に新しいですが、ブータンのロイヤルファミリーの一員であるワンチュク国王もこの10月に一般女性と結婚する予定であることを発表しました。
（参考：20億人が見守ったロイヤル・ウエディング）

Image　by　 laihiu

2008年に国王に即位したジグメ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王は、世界最年少の元首としても知られています。またそれ以上に彼を有名にしたのが、ワンチュク国王が提唱した「国民総幸福量」の増加政策といえるでしょう。

一般的に国の豊さはGNP（国民総生産）で示されますが、ワンチュク国王はGNPのような金銭的・物質的な豊さではなく、GNH（国民総幸福量）、つまり国民の精神的な幸せを目指すべきだとしたのです。

英米への留学経験もあるインテリで、経済よりも幸福度を優先する人柄、さらに容姿端麗ということもあり、近隣の国では「ハンサム国王」として新聞で特集が組まれるほどの人気を誇っています。

そんなワンチュク国王のハートを射止めたのは、現在イギリスへ留学中のジツェン・ペマさん。年齢は20代前半で、国王の遠縁にあり、父親は国営航空のパイロットを務めています。「一般女性」とはいえ、なんだかんだ言って「お嬢様」であることは間違いなさそうです。

ハンサム国王として名高かったワンチュク国王を射止めるまでには、きっと何人ものライバルと競い合ったことでしょう。その中からオンリーワンでナンバーワンの座を手に入れたのですから、このお嬢様、ただ者ではないはず、ぜひとも、その恋愛テクニックを伝授していただきたいものですね。

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